木風呂は掃除などをしなくても、すぐに目に見えるような汚れかたはしません。 |
湯アカもつきません。しかし汚れているのは確かです。その汚れをエサにしてカビなどが繁殖し、 |
次第に木の内部に菌糸が入っていくのです。 |
だから使用ごと(湯を落としたら速やか)に乾いたタオルなどで"拭き取り"をするとともに |
浴室を換気し、浴槽を早く乾かすように留意すれば、長年にわたってきれいに保てるのです。 |
木は乾燥状態であれば、特に檜(ヒノキ)の超大木において非常に耐久性があります。 |
これは法隆寺が建立後、千三百年以上も経過しているのを見ても明らかです。 |
日常のお手入れ |
①石鹸やシャンプーの飛び散りはカビの栄養源です。 |
入浴の時、体を流しながら、浴槽についた石鹸などの飛び散りを洗い流します。 |
濡れているうちなら木肌にこびりつかずに、簡単に洗い流せます。 |
②浴槽のお湯を落としたら、すみやかに乾いたタオル等で水分をふき取ります。 |
特に四隅や底板のまわりを丁寧に。 |
③窓を開けたり、浴室換気乾燥器などで浴室が早く乾くようにします。 |
これで大丈夫です。 |
定期的なお手入れ |
①1週間に1回程度、新木風呂クリーナーで洗います。 |
②お湯をかけて、新木風呂クリーナーを流した後、乾いたタオル等で水分をふき取ります。 |
特に四隅や底板のまわりを丁寧に。 |
これで終わりです。 |
ひとくちメモ |
* 洗う時、アクリル毛糸で編んだタワシを使うと、お掃除の効果、大。 |
* 一般市販のフロ用洗剤(塩素が入っている物)は木肌を痛めるので使用しないで下さい。 |
* お湯の汚れが少ない場合、毎回排水する必要はありませんが |
翌日使用後は必ず排水し、新木風呂クリーナーで洗います。 |
* 浴室を乾燥しやすくするため、換気に注意しましょう。 |
* 日当たりの良い浴室の窓ガラスには紫外線防止フィルムを貼ると、 |
藻、コケの発生を抑える事ができます。 |
* 市販の入浴剤は使用できますが、木部が次第に入浴剤の色に染まっていきます。 |
* 長期間(2か月以上)使用しない場合、新木風呂クリーナーで 清掃後、 |
浴槽を乾かしてからバケツなどを満水にして、浴槽の中に置き、風呂ふたをします。 |
古代檜の職人 |
ヨシダ屋
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滋賀県甲賀市甲賀町上野1397番地 |
TEL 0748-88-2793 FAX 0748-88-2575 |